1995年に、私の知人、橋本清澄氏が福岡県の離島「地ノ島」で天日塩の製造を始め、「玄海塩の会」の名称で会員制の販売を開始しました。(当時はまだ塩は専売制で、塩やにがりが、現在のようなブームになる前で、インターネットで検索しても数件しか出てこない状況でした)
初めの頃は橋本氏がやろうとしていることがよくわからず、週末に家族を連れて遊びがてら手伝いをするくらいでしたが、だんだん、その塩作りの魅力にとりつかれていくようになってきました。
1999年、より製塩に適した美味しい塩作りをめざして、長崎県の対馬に製塩所を移転し、その機会に組織も法人化し、有限会社玄海塩の会としました。私どもも、この時期から本格的に手伝うようになってまいりました。
有限会社玄海塩の会は、橋本氏の考えにより一切広告を使わず、個人の紹介の輪によって会員が広がってまいりましたが、天日塩のため、天候に左右され、生産も安定せず、生産量も少なく、会員の方の注文でいっぱいの状況が続いておりました。
そこで、この美味しい天日塩をより多くの方々へ紹介しようと、2003年に橋本氏と相談の上、私どもが隣接の敷地に製塩所を増設し、橋本氏の指導の下、生産を開始。天日塩普及会として運営して参っております。